虫歯の原因と予防法をわかりやすく解説!
~歯が溶ける前にできること~
(広島市西区 こもれび歯科・小児歯科)
Q1 虫歯ってどうしてできるの?
A1 虫歯は、お口の中にいる「虫歯菌(ミュータンス菌)」が原因で起こります。
この菌は、食べ物や飲み物に含まれる糖分を分解して「酸」を作ります。
その酸が歯の表面を少しずつ溶かしてしまうのです。
Q2「歯が溶ける」ってどういうこと?
A2 歯はとても硬いですが、酸に弱い性質があります。
お口の中が酸性になると、歯の表面からカルシウムやリンなどのミネラルが抜けてしまいます。これを「脱灰(だっかい)」といいます。
脱灰が進むと、歯の表面が白く濁って見えたり、ざらついたりします。この段階では、まだ歯に穴は開いていません。
Q3 脱灰した歯は元に戻るの?
A3 実は、まだ間に合うことがあります!
唾液の中には、歯を修復する力があるのです。
唾液に含まれるカルシウムやリンが歯に戻ることで、溶けかけた部分を自然に修復できます。
これを「再石灰化(さいせっかいか)」と呼びます。
Q4 どうすれば再石灰化が進むの?
A4 再石灰化を進めるには、生活習慣の見直しが大切です。
・間食を減らす(食べる回数が多いと酸性時間が長くなります)
・だらだら食べをしない(お口の中がずっと酸性のままになります)
・毎日の歯磨きを丁寧にする(歯についたプラーク(菌)を減らせます)
・フッ素入りの歯磨き粉を使う(歯の表面を強くします)
Q5 虫歯を早く見つけるには?
A5 虫歯は、初期のうちに見つけることが大切です。
穴があく前の段階なら、削らずに済むこともあります。
そのためにも、定期的な歯科検診で早期発見・早期治療を行いましょう。
こもれび歯科・小児歯科では、お子さまから大人の方まで、お口の健康を守るためのサポートをしています。「虫歯を作らない習慣づくり」を一緒にはじめましょう!
参考ページ